〜 ドアスピーカーのデッドニング 〜
先日、車のデッドニングについていろいろと調べていたら、
ドアに抑振材やら吸音材やらを貼り付ける為、車内に入ってくる
雑音が減るということもあるようだったので、思い切って、
車内静穏化&オーディオの音グレードアップの為にデッドニングをすることにしました。
使ったものはエーモン工業のドア2枚分がセットになっているキットです。
通常1万円前後するらしいですが、オークションで格安ゲット。
まずドアの内張をおもむろに外します。
初めて外すときは結構気合いがいりますが、
何回も外してるとすんなり外れるようになります。

純正状態だと、ドアの雨漏り防止の為にこのようなビニールが
接着されていますが、これは要らないので剥がします。

ビニールはねばねばとした接着剤でくっついていますので、
手や衣類や車に付着しないようにゆっくり剥がします。
気温によってねばねば度がかわるので、なるべく涼しい時にやるといいかも。
後述の制振材は暖かい時に扱った方が良いのですけどね。(^_^;)

ビニールを剥がすとこんな感じ。
接着剤は綺麗に取り除かなければいけません。

私はこのように割り箸でおおまかに刮ぎ落として
残ったものはガムテープで貼り付けて根気よく落とします。
我が家の犬が写っていますね。(笑)

このように綺麗に落とさないと制振材を貼り付けた後で剥がれてしまうこともあるようです。

ドア外側の鉄板に、制振材を貼り付けます。
このキットは外側鉄板用の制振材の量が少ないと感じました。
もっと沢山貼り付けたかったけど別途調達するのも面倒だったのでやめました。
写真は撮っていませんが、この制振材の上に吸音材を貼り付けます。

ドア内側鉄板に制振材を貼り付けます。
基本はサービスホールを塞ぐ形で貼り付けて、あとは振動しそうな所を
手で叩いて補強して行きます。
もちろんスピーカーを一端外して、スピーカー周りを一番重点的にやります。

ドア片側2時間半ぐらいかかりましたが、やっぱりやっただけのことはあります。
まずドアを閉める時の音が若干高級車っぽくなりました。
それからドアの穴を塞いだのでドア全体がスピーカーボックスの役割を果たすように
なったのと、スピーカー前部と後部の音の干渉が無くなったので、低音から高音まで
だいぶ引き締まりました。
私の使っているサブウーファーは結構小型のものですが、このデッドニングによって、
車の外でもかなり重低音が聞こえてきて、大きなサブウーファーを積んでるような
感じに聞こえてきてなかなか良いです。(笑)
ちなみに翌日は全身筋肉痛になりました。(汗)